三十三間堂を参拝しました。
2020年10月2日、京都、三十三間堂に参拝しました。
この国宝三十三間堂のお堂の中に、同じく国宝の「千手観音立像」が千体、
さらに中央にひと際大きい国宝「千手観音坐像」が安置されています。
その前には国宝「風神・雷神と二十八部衆」が安置されています。
教科書で見たのか、テレビで見たのか、記憶が定かではないですが、幾度となく
三十三間堂の内部を見た事がありましたが、実際に訪れたのは初めてでした。
もう一生分の千手観音に逢えたんじゃないかと思う程、余りの迫力にシーンと
なりますね。
人も少なかったですけど、屋内という事もあり、他で回った寺院よりさらに静かな感じでした。
千手観音立像の中に、私に似た仏様がいらして、何度も観に戻りました。
帰ろうと思ってもまた観たくなって、5回も観ました(笑)
外は汗が出る程の陽気でしたが、1時間以上お堂の中で眺めていたので、足元がヒンヤリしました。
拝観料は600円。屋内の為、入場制限がある場合も
■ 拝観料は大人600円でした。
コロナ禍という事もあり、混雑状況によっては、入場制限があるとの事でした。
三十三間堂は、基本的にお堂の中の参拝となる為、今は致し方ないですね。
とは言え、早朝に到着したにも関わらず、
既に観光バスが乗り付けていて、衝撃!
しまった…と思いましたが、小学校の遠足か修学旅行のようで、
私たちが、拝観料を支払っている間に、帰って行かれました。
あー、良かった。
本当に入場制限に引っ掛かるかと焦りました^^;
京都駅からのアクセスも良好!
■ アクセス
- 京都駅から近いので、市バスでも10分「博物館三十三間堂前」で降りたら目の前です。市バス100系統・206系統・208系統
- 京阪七条駅から徒歩7分、問題なく歩けます。
- 京都駅から3人位でしたら、市バスよりタクシーの方が安い位です。
ちなみに三十三間堂は、京都駅から近いだけでなく
周辺に、豊国神社や智積院など有名な寺社仏閣も多く、
清水寺や高台寺などにも近い為、一日で5つ位周る事も可能です。
お庭(池泉)は工事中
お庭は近づく事はできましたが、工事中で外から少し眺めただけでした。
恐ろしい程の快晴でしたので、ゆっくり周りたかったのですが。
三十三間堂のお堂が120メートルもあるせいか、そんなに大きなお庭に見えなかったです。
朱色の門が美しい
入ってすぐ、左手奥に見える朱色の門は、三十三間堂を囲っている塀の門です。
この門は固く閉じていて、ここからは境内へ入れません。
でも美しく目を惹く門で、くぐってみたかったです。
京都、三十三間堂の御朱印
御朱印はまさに三十三間堂の中の千体の千手観音像の真ん中(500体辺り)で
書いて下さいます。
「丁度真ん中です、空いていますから、ゆっくりどうぞ」とお声掛け頂き、
とても嬉しかったです。
でもその途端、小学生の大群が(笑)
ただものすごい速さで去っていきました。手を合わせる時間もない程…。
でも小学生で何の前情報もなく来たら、腰を抜かすほど、驚くでしょうねぇ。
それ位1000体の千手観音立像はド迫力でした。
小学生たちはとても静かでしたが、少し滞っている後ろの子たちが、おしゃべりをしだしたので「シー」とマスクの上から指を当てました。
私は、無言だった家族に向けてそのポーズをしたので家族は「え?」という顔をして
いましたが、勿論、子ども達へのアピールです。
小学生たちが一斉に黙ったので、作戦成功ですね^^
まぁでもとても静かで良い子たちでした。
もしかしたらコロナ禍で、修学旅行先が近場に変わったりした人もいたかもしれませんが、こんなに沢山の千手観音に逢えたのですから、きっとこの先も守って頂けるでしょう。
清水寺の次に、三十三間堂を参拝した理由
清水寺の次に参拝したのは、以前TVで
「もう日本人より外国人観光客の方が多い位です」 と、お寺の方が話しておられるのを見て、「あー、近いのに、行く機会を逃したな」と思っていたからです。
今なら外国人観光客がいない!と思って、静かに参拝する事ができました。
清水寺と同じく「いつでも来られる」と思いつつ、喧噪が嫌で、参拝が叶わなかった場所でした。来られて本当に良かったです。
ちなみに清水寺が五条でこちらは七条、隣の駅ですから、京都観光の方は一度に
両方回れますよ。
私は近いので、一か所づつ、じっくり回って、サッと帰宅というスタイルですが。
千手観音は、頭上に11の顔をつけ、両脇に40手の手をお持ちです。
理由は、人々を助けるためです。一つでは足りないから、色々な方向を見て、
沢山手があって、さらにそれぞれのお手に、困っている人、苦しんでいる人を助ける為に色んな道具をお持ちです。お優しい観音様です。
本当に来る事ができて良かった!一生に一度は訪れたい場所ですね。
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私の愛読書です(笑)小さくて軽いので持ち歩き可能です。
他に、土地勘を養うのに良いのは、少し大判で、寺社仏閣の場所が細かく記載されているタイプの本ですね。
効率よく観光するには、結局、地図を眺めるのが早いです。
私が利用している本はこちらです。
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この本を買うと、無料でスマホで同じページが見られる特典が付いてきます。
旅行計画を立てる時はこの本で、実際出掛ける時はスマホで閲覧できるので
使い勝手が良いです。