銀閣寺参拝前に哲学の道を散策
2020年10月13日に世界遺産の京都・銀閣寺を参拝しました。
銀閣寺に行く前に、哲学の道を歩いてみました。
早朝でとても清々しくて、誰も歩いていませんでした。
私も以前来た時は桜の時期で、大変な混雑だった記憶があります。
紅葉シーズンも有名ですが、青葉の頃も静かで情緒がありますよ。
銀閣寺へのアクセス
京都駅から市バス(100、102、203、204系統)が出ています。
「銀閣寺道」下車。
市バスは、通勤通学にも使われていますし、紅葉シーズンはそもそも乗車できない程、行列ができますので、バス移動が無理ゲーになる事も…。
京阪出町柳駅くらいまで来られたら、そこからもバスが出ていますので、少しラクになります。
私は家族3人でしたので、出町柳駅からタクシーで行きました。
銀閣寺総門・開門時間と閉門時間について
銀閣寺総門です。あー、緑が眩しいです。爽やかさにワクワクします。
10年ぶり位に来ました。
大人になったせいか、金閣寺より銀閣寺に惹かれるようになりました。
正式名称は、東山慈照寺。開門は8時30分、閉門は5時です。
銀閣寺垣
人のいない時を狙ったとは言え、通常は、なかなか誰も入れずに撮影は難しいです。
やはり時期と時間帯が良かったとしか言えません。
理由は、いくら入場者が少なくても、あと1時間遅いと、帰りの方も出て来られるので、入りと出の双方で人がいない瞬間を撮影するのが非常に難しくなるからです。
中門(受付)
中門が受付です。
拝観料は大人500円です。
中門を入ってすぐ右横に、御朱印を頂ける場所があります。
銀閣寺の御朱印を頂きました!
銀閣寺の御朱印は300円でした。コロナ禍という事もあり、書き置きでした。
書き置きかどうか、事前に電話で問い合わせておけば、荷物が減りますね。複数の神社仏閣を参拝される場合は、それぞれ対応が違う為、そういうわけにはいきませんが、わが家は1日に一つしか周りませんので…
銀閣寺の拝観チケットは御札です。
銀閣寺の拝観チケットは他のお寺と全く違う雰囲気です。
帰宅後、電話して聞いたら、御札です、との事!
どこでもお好きな場所に貼っても良いし不要なら処分して下さいとの事でしたが、処分なんてするわけないです。ありがたや~^^
【国宝】銀閣(観音殿)が右手に見えて来ました!
銀閣寺の象徴「銀閣」です。
御朱印に「観音」と書いてあるのは、この銀閣が「観音殿」だからです。
昔、日本史の授業で、金閣寺が出来た頃はお金があったけど、銀閣寺を造った頃は財政が苦しく質素なものとなった、と習った記憶があります。
実際、若い頃、初めて金閣寺を見た後に銀閣寺を見ると残念感がありましたが、今はこの落ち着きに癒されますね。
向月台
銀閣と並んで有名な、向月台です。
いつ来ても美しい白い砂のお庭があり、整った向月台が目を惹きます。
背後の木と比較しても、この向月台がかなりの大きさである事がおわかり頂けるかと思います。
本堂(方丈)
本堂である方丈を参拝します。
私は神社で大抵護摩木を書くのですが、銀閣寺では書きませんでした。
今思うと、次いつ来られるかわからないので、やっぱり書いておけば良かったなと思います。(と言うか、銀閣寺内で、まだまだ書くチャンスがあると思ってしまったのです、実際は、ここでしか書けませんので、良かったらどうぞ。300円位でした)
錦鏡池や洗月泉、苔の緑に癒されて…
錦鏡池や洗月泉など。
まるで森の中にいるような、木々に囲まれながら散策しました。
以前は気付きもしなかった苔の美しさを初めて知りました。
今思い出しましたが、二十歳くらいの頃、兼六園に行った事があるのですが、
あの頃の私は若すぎて、何がいいのかさっぱりわからなかった記憶があります。
今行ったら、全然違う感想を持つのでしょうね。
当時はハワイとかフロリダとかシンガポールとか海外ばかり気になっていました。
静けさの中の銀閣…尊い!
あー、何と言う静けさ。尊い。
元々銀閣寺は、金閣寺より空いているイメージがありましたが、もはや時が止まったかのようにシーンとして、心洗われます。
それに人混みを避けたい身には、余計にこの静けさを有難く感じます。
月待山の展望台に向けてピクニック?アスレチック?
月待山の展望台に向けて、小径を結構歩きます。石の階段もいっぱいありました。
でももう、自然の中にいる事が幸せでたまらない!
しかも殆ど貸し切りのような状態で…実際には10組程度はいらしたと思いますが、ソーシャルディスタンスどころか、ものすごーく離れているので、全く人の気配は気になりません。
平坦な小径はピクニックのようであり、急な登りはアスレチックにでも来たような感じで、汗もかきましたが、全然疲れません!
すごい早足で駆け上がる事ができました。
月待山(展望台)からの眺め
月待山の展望台まで来ると、街並みも見えます。大文字山も見えました。
マスクをしながら登ったので暑かったですけど、銀閣寺にお越しの際は
頑張ってここまで登って、是非ご覧頂きたい景色ですね^^
普通は市街地が見えた方が嬉しいのかもしれませんが、私はすっぽり木々に覆われている銀閣の姿の方が好きです(笑)
神社仏閣の素晴らしい所は、市街地の傍であっても、必ず森の中に建っている事ですね。 自然のおかげで、日常の喧噪を忘れさせてくれます。
紅葉の時期も美しいでしょうね。
思わず、上に向かってカメラを向けてしまったり…。
覆いかぶさるような立派な木々の間を歩きながら、その葉の瑞々しさ、青々と光に透ける美しさに「あー、幸せだなー」と声に出して言ってしまう程、癒されまくりでした。
この記事で何度「癒し」という言葉を使った事か(笑)
この青葉が紅葉になれば美しい事と思いますが、その頃の京都はきっと混雑しているでしょう。
それに青葉も素晴らしく美しい事を知りました。
茶店
売店の横に茶店がありました。
時間が早すぎてまだ開店していなかったかも…
竹林の傍の、とても涼やかな場所で、周りの景色も綺麗でしたから、銀閣寺に行かれたら、どうぞお寄り下さい♪
銀閣寺の売店で買ったモノ
出口近くに、売店があります。
そちらに俵屋吉富の和菓子が売っていて、2種類が「銀閣寺店限定」と聞き、思い出に購入♪
上の「ぎんかく」はおせんべいですが、パリッというよりはふわっとした食感でした。
「銀沙灘」は、まさに「向月台」をイメージして作られたものです。
ものすごく甘いかと思いましたが、ホロッと崩れるような感触の和菓子でした。
銀沙灘の情報などは、私の愛読書「京都たのしい社寺カタログ」に掲載されていて、チェック済みだったのですけどね^^
すみっこぐらし銀閣寺店
清水寺のすみっこぐらしは、開店前でしたので行けませんでしたが、
銀閣寺の方は開いていました。
「ここでしか買えない商品は?」とお聞きしたところ、この金平糖をオススメされました。ので、即買い♪
金平糖は目でもおいしい感じですね^^
それよりもこの可愛いケースは何を詰めようかしら(笑)
銀閣寺の感想
銀閣寺を参拝した感想は、何だか、とっても上品という一言に尽きました。
拝観チケットが御札だったり、中の木々やお庭のお手入れも素晴らしく行き届いていて…景色や静けさは「静謐」という言葉が似あいます。
茶店も風情たっぷりでしたし、極めつけにお土産まで上品でした。
金閣寺は当面工事中ですので、大人に方こそ、銀閣寺に行って頂きたいですね。
京都観光旅行にオススメの書籍・世界遺産など情報満載
小さいのに、情報満載で、私の愛読書です♪
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この本はガイドブックサイズではなく軽量なので、持ち歩きにも便利です。
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土地勘を養うのに良いのは、少し大判で、寺社仏閣の場所が細かく記載されているタイプの本ですね。私が利用している本はこちらです。
効率よく観光するには、結局、地図を眺めるのが早いです。
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使い勝手が良いです。
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