私の友人は何かと言うと
「太った」
と書いてきます(笑)
最初は笑いごとというか、他人事でしたが、だんだん私にも現実のものに…。
今まで、BMIが低いだのなんだの指導されてきたのに
アッという間に、ただの標準体重に…。
標準だったらいいじゃない?って、言われても、オオゴトですよ。
持っている服はサイズが合わなくなる、
ムリして着ても苦しいので、自然にタンスの肥しに…。
もう私、一生このままかと思っていました。
何しろダイエットをしようとさえ思わなかったからです。
そんな私に転機が…!!
それは、元々虚弱体質だったため、健康ヲタクな事です。
「これで痩せる!」とか言う言葉には全スルーなのに、
「これで健康になれる」と聞くと、ハッとして聞き耳をたててしまうのです。
世の中の人も
「痩せよう」と思えば思う程、全然痩せないんじゃないでしょうか。。
多分、痩せる事、ダイエットする事=苦行、大変、苦しい…というイメージが
先行して、挙式間近などの、よほど強い動機でもない限り、できないのでしょうね。
結論を言うと、
私はダイエットらしいダイエットはしていませんが、痩せました。
何故なら、お腹いっぱい食べているからです。
別にお腹空きませんし、空いたら、ちゃんと間食もします。
やった事は
● アルコールをやめた
● スイーツをやめた
● 食べ順を変えた
● 食事からも砂糖の摂取をやめた
です。
全然、辛くない理由は、今から書きます。
アルコールを止めたのは、「健康に良い飲酒量は0杯」と聞いたからです。
わずかの飲酒でも、肌の老化などロクな事がないと知り、
健康になりたい一心で飲まない事にしたら全然平気だったので、そのままやめました。
止められないほどのお酒好きでもなかったので、
以来、一滴も飲んでいません。
次に、スイーツです。
これも、癖のもので、何となく、デパ地下でバウムクーヘンやカステラを買って帰るとか、今日は家事を頑張ったので、近所のケーキ屋さんでケーキを食べようみたいな惰性で食べていました。
やめてみると、まぁ、調子がいいわけです。
私の場合、飲酒よりスイーツの方が多かったかもしれないので、
スイーツを止めた効果を実感したのかも…。
でも「甘いモノを食べたくないですか?」と思うでしょう?
私は、スイーツの代わりに「果物」を食べる事にしました。
要するに、デパ地下でスイーツの代わりにイチゴや桃を買うわけです。
甘いモノの代わりに、巨峰を食べたりするだけなので、全然辛くないのです。
食べる順を変えたのは、画期的だったかもしれません。
1,野菜サラダを食べる、2,タンパク質を食べる(具体的にはだし巻き卵、サバ味噌煮、鯛のお刺身など)、3,お味噌汁、4,炭水化物(具体的には玄米の炊き込みご飯)
間食に果物、チーズ、枝豆など。
食事からも砂糖を断つ事。これはなかなか難しいです。
これをお読みになっている方も「はあ?」という感じだと思います。
我が家はこの生活をはじめて数か月後、砂糖を捨てました。
料理から砂糖を断つというのは、考え方を変えないと難しいです。
例えば、肉じゃがをはじめとする煮物という煮物にも入っていますから、体に優しい、健康に留意した献立を必死に作っている主婦の方も、驚かれる事でしょう。
和食は砂糖を結構使います。料理に使おうが、コーヒーにいれようが、砂糖は砂糖ですから、砂糖は断つに越した事はありません。
では、高野豆腐も、切り干し大根も、カボチャの煮物も一生食べられないのか?
と言うと、そんな事はありません!
我が家では、それら全てを、炊飯器に入れて玄米と一緒に炊き込みご飯にしています。
一度お試し下さいませ。
炊き込みご飯には少量の醤油しか使っていません。
このお醤油は、ちょっとお値段が張りますが、出汁を入れる必要もない濃厚な味です。
炊き込みご飯の具は、その時によって変わりますが、ほぼ変わらないのが、
● 大豆、● 揚げ、● カボチャ、● ゴボウ、● さつまいも、● 人参、● シメジ
です。
これに、高野豆腐や切り干し大根などを食べたい時は足しています。
この炊き込みご飯の利点は、
調味料が少なくて済む、
砂糖も塩分も控えめ、
炭水化物も控えめ(玄米の量が減りました)、
カボチャやサツマイモのおかげで十分に甘い、
炊飯器の玄米活性化コース(3時間近くかけて炊きます)なので、切り干し大根など翌日の方が味が染みるものも、その日においしく食べられる、
調理の失敗が(ほとんど)ない、
ニンジンなども青臭くならない、つまりおいしい、
一度に沢山の栄養が摂れる…など、利点しかありません。
砂糖は使っていないのに、煮物で食べる料理は全て食べられますし、
カボチャ、サツマイモの甘みで、満たされます。
痩せる事に必要なのは、
「ダイエットをするという発想を捨てる事」です。
何が言いたいかと言うと、
「これは〇カロリーだ」とかよりも
「質にこだわる」という事と「見えない糖分に気を付ける」事の方が大事です。
例えば、痩せたいのにジュースを飲んでいます、アイスやお菓子が好きという、わかりやすく太る生活をしている方は、何をやめるべきか、ご自分が一番わかっている筈です。
でも、意外と見落としがちなのが、煮物に使われている糖分です。
蒸す事で素材の甘みを引き出す、焼く事で少量の塩で食すなどを考慮し、水で煮て、素材の味が薄まってしまったのを補うために、砂糖を入れないといけないのは残念な話です。
後、衝撃的だったのが「食べ順を変える」でした。
最初に食物繊維である野菜サラダを食べます、このサラダは、自分が思っているより多めに食べた方がいいです。私は小どんぶり位の器で3回食べています。
次にタンパク質です。私は毎朝、だし巻き卵を食べています。ゆで卵ですと2個食べるの辛いですが、だし巻き卵ですと2個くらい、スルッと食べられます。タンパク質を取らないと、すぐお腹がすくので重要です。
だし巻き卵に砂糖は要れていません。かつお出汁と醤油だけで味付けしています。
焼く時の油はオリーブオイルを使っています。
卵2個食べると、結構お腹が膨れてきます。
次に、お味噌汁を食べています。具材は、その時でマチマチです。
ワカメを入れると、すごくおなかが膨れますのでオススメです。
あと山芋をいれた時も、お腹がふくれます。
具材はエノキやカイワレ大根、お豆腐など、冷蔵庫にあるモノでOKです。
とにかく、この順番で食べると、もはや次の炊き込みご飯を食べるのを忘れる位、
お腹が膨れてしまいます。
食べ順を決めて食べると、お味噌汁を飲み終わるまでに20分以上かかるため、満腹中枢が働くわけです。
ここで食事を終えても構いません。
食べられそうなら、栄養満点の炊き込みご飯を食べます。
だいたい、ぬか漬けを3切れ程、付けています。
もうおなかいっぱいになります。それでも具沢山なので、実際に食べている玄米は本当に少量です。
もう食べられなーいという程、食べているのに、太りそうなものを食べていないので
太りません。
効果が出るのに、3ヶ月くらいかかるそうですが、何せ、お腹がふくれるので、苦になりませんし、この生活を続けていると、だんだん体に悪いモノが嫌いになってきます。
たまに外食をすると、どれに砂糖が使われているかわかりますし、殆どのモノが味が濃く感じます。
そういう時は一刻も早く帰宅して、お茶を飲んだり、サラダを食べたくなったりします笑
繰り返しになりますが、甘いモノは果物で代用し、妙にお腹が空いた時は、タンパク質が足りていないと思い、チーズをつまみます。
チーズのカロリーなんて気にしません。
それより、スナック菓子やジュースを避けた方が健康的だからです。
私はこの生活を5ヶ月くらい続けているのですが、
しっかり痩せられました。
服を買い直す必要はなさそうです。
お腹が空いても我慢するというような苦しいダイエットは、絶対リバウンドしますし、長く続きません。
一瞬だけ痩せて、すぐもとに戻るのなら、意味がないですからね。
それよりは、食べ順を変え、シュガーフリーにし、太らない健康的な食材(スーパーの外周、保存がきかないもの)をしっかり食べる生活をつづけた方が、ただ痩せるだけでなく、健康的にもなれて一石二鳥です。
太らないようにするには、
食生活を変えるしかありません。
勝間さんがYoutubeで「スーパーの外周で買え」と仰っていました。
ブログでも砂糖が体に悪いと書いていらしたと思います。
何度も聞いて、ようやくここまで来たという感じ。
辛い我慢は一切せずに、今はBMI19前後です。
好きな服が着られます。
ただ、食費は高騰しました。
加工食品ほど安く、生鮮食品は高いからです。野菜、果物、お魚など、もうスーパーの外周にしか用がないので、どうしても保存も効かず、食費は多くなりがちです。
でも健康になりたい&我慢せずに痩せたい&好きな服を着たい
という目標が達成できたので、食事への投資は正解だったと思います。